趣味の用品は、少しずつ集める

新しい趣味を始めるとき、ウキウキしてお店に行くといろいろなものが目につき、店員さんにススメられるがままにたくさん購入してしまい、結局は続かなくて趣味用品はお蔵入り…ということ、ありませんか?

私はなるべく少しずつ集めるようにしています。それは以下の理由からです。

何が本当に必要か最初はわからない

例えば、私は山登りが大好きです。子供のころから親に連れられて登り、学生の頃は考え事があると一人で登り、アウトドア・ガイドをしていたころは、日本アルプスの3000m級の山にテントを担いで登り、数日尾根歩きを楽しんだものです。

私は今まで、ハイキング・ブーツが必要だと思ったことはありません。普通の靴屋さんで売っている4000円くらいの運動靴で登ります。ですがしっかり裏にグリップがあることを確認してから、ハイキングやそのほかのスポーツに使えそうかしっかり見てから買います。なかなかいいのに出会えなくて、しばらくの間靴屋さん巡りをすることもありますが、いつも最終的にハイキングやスポーツ、そして街歩きにも使える1足を買います。

私の知り合いで、まだ山登りを始める前にアウトドア・ショップに行き、30000円くらいする高価なハイキング・ブーツをそろえた方もいましたが、その方はデイハイクがメインでしたので、重いハイキング・ブーツは結局履いているだけで疲れてしまい、足首を守るから、と言われたハイカットも、動きにくくて嫌になってしまったそうで、結局高いハイキングブーツではなく普通のウォーキングシューズに変えたと言っていました。

新しい趣味をやってみる前にそろえた道具は、実は自分に合わなかった、ということが起こりえます。最初はなるべく今持っているもので試してみて、だんだんとどんなものがいいかわかってきてから買うと、失敗が少ないと思います。それに、だんだんと仲間ができると、商品について忌憚のない意見を聞くことができます。店員さんはやはり売ることが仕事なので、本当は必要ないかも?というものも、お客様が興味を示していれば、勧めるのが仕事です。

人によって、またしたいことによって、道具は違ってくるものですが、はじめは自分でもよくわかりません。なので、少し初めてみてわかってきてから買うほうが安全かな、と思います。

実は高くて特別なものは必要なかったりする

私がニセコでインストラクターをしていた時のことです。みんなでお昼ご飯を食べていました。中なので当然ユニフォームのジャケットは脱いでいたのですが、あるイントラ仲間が某アウトドアブランドの名前の書いたフリースを着ていました。他のイントラが、「さすがいいの着てるね~」と冗談交じりに言うと、彼は「これ、ネパールで600円」と静かに言いました。全員爆笑。そして彼は、「だってこれで十分なんだもん」と言いました。

ニセモノを買うのはよくないことですが、おそらくネパールもしくは周辺地域で安くで生産されたクオリティのものです。毎日極寒のフィールドに出ずっぱりのインストラクターがそれで十分だと言っているのですから、本当にそれで十分なのでしょう。

私も、インストラクター時代、ユニクロのヒートテック数枚と、いらないからともらったフリースと、これまたユニクロのウルトラライトダウンジャケット(3990円(税別)で購入したもの)の上にユニフォームを着ていて、マイナス15度にもなるような環境で働いていましたが、それで十分でした。

今は製品の品質の底上げがすごいです。安価で買える商品でも、十分だということがあり得ます。

道具を吟味して少しずつそろえることで、本当に必要なもの、自分に合ったものをそろえることができます。

それに、少しずつ揃えていくと、一気にすべて買ってしまうよりも、楽しみも長続きします。

万が一、その趣味が続かなくても、罪悪感を感じずに済みます。w その品物を置いておく場所も取りません。

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