私たちカップルは、アウトドアでたくさんすごします。
私は冬はスノーボードのインストラクター、夏はアウトドアガイドとして海外や日本で働いていました。
スノーボードに夢中になる前は、サーフィンをしていました。
二十歳くらいのときに、年上のお友達に連れて行ってもらったことがきっかけです。
サーフィンって、板さえ買ってしまえば、あとはお金かからず、(海の近くに住んでいれば)、それなのにこんなに楽しいと、衝撃でした。
何が楽しいって、波に乗っているときのスピード感やスリルもですが、ただ海に浮かんで、大自然に囲まれ、自分の小ささや、悩みの小ささを感じるとき、
本当に感動します
その感動を追い求め、スノーボードしたり、登山したり、海に潜ったり…
同じふうに感じる仲間とともに。
自然のなかにいると、自然って、ホントにすごいな、大切だな、大事にしないとな、という気持ちも大きくなります。
喜びや楽しさはお金の量で決まらないことに気付ける
そういうことをしているうちに、
人生の喜びや楽しさと、お金の多い少ないに相関関係はないことに気づきました。
もちろんお金がなければ生きていけないけど、たくさんあるだけで幸せが約束されるわけではないな~と。
サーフィンやスノーボードじゃなくても、近所の山に登ったり、みんなでビーチや野原でピクニックしたり、すれば自然を感じて豊かな気持ちになれるし、
話題のレストランや高価な料理じゃなくても、大好きなひとたちと、楽しい話をして食べるご飯は格別だったり、
そういうことが人生に大事なことであって、どれだけお金を持ってるかじゃないと。
そういう風に思ってます。
外で体を動かせば自然に健康に
外で夢中で遊んでいる間に、(お子さんは特に!)どんどん体を動かして、知らない間にどんどん運動しています。特にエクササイズしようと思わなくても、どんな遊びをするかにもよりますが、筋肉や心肺機能はどんどん発達、機能改善していきます。
元気になるのは体だけではありません。外で気持ちよく体を動かすことで、心も快活になります。ストレスも吹き飛んで、また明日からがんばろう!という気持ちになれるのです。
自然がどうして大切か、が肌でわかる
子供のころ学校で、「自然は大切」「環境を守らなければいけない」ということを学びました。
頭では理解しているつもりでしたが、大人になって自然の中で生活してみて、自然が大切で人間が自然を守らなければならない、というよりは人間は自然によって生かされていて守られているので、自然無しでは生きられない、ということが肌でわかるようになりました。
某製薬会社の有名なコマーシャルに、「自然は大きなホスピタル」という言葉がありましたが、本当にそうで、人間は真の意味で健康でいたり、癒されたりが自然無しでは叶わないということを、自然の中に入ると頭だけではなく心と体で理解できます。
子供のころからこういった感覚を持っているということは、人生において本当に宝だと思います。受験戦争よりも、ずっと子供にいいと思います。
お父さん、お母さん、どうかお子さんを自然の中に連れて行って遊ばせてあげてください。
大きな視点でモノを見ることができる大らかな子に育つことを自然はきっと助けてくれると思います。